李総理は次のように指摘した。「現在もなお、武力衝突、テロ、大規模な伝染病の拡大といった、これまでにあったような、またこれまでになかったような安全に対する脅威が突出してあり、どの国であれ自分たちだけよければよいという態度を取ることはできない。私たちは団結して立ち上がり、相互に尊重し合い、平等に対応し、他国の内政に干渉しないことを土台として、協力を強化し、課題に共に対処し、関連する問題を公正に、合理的に、適切に解決しなければならない」。
李総理は中国の気候変動への取り組みをめぐる政策・措置を紹介し、「中国は気候変動の取り組みを大きく重視しており、この取り組みをエコ文明建設の重要な構成要素とみなし、ぶれることなく省エネ・汚染物質排出削減を進め、エネルギー消費と汚染物質排出では『減点法』を取り、経済発展では『加点法』を取るという新たな道筋を歩むようにし、中国の国情に合い経済発展と気候変動への対応がともにうまくいくような持続可能な発展の道を見つけだそうと努力している。中国は気候変動対応の国際協力に力を注ぎ、各方面とともに、『共通だが差異のある責任』との原則、公平の原則、各自の能力に基づくという原則を堅持して、より公平で合理的で効果的なグローバル気候対策システムの構築に向けて努力していきたい」と強調した。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月19日