中国人民解放軍の王冠中副総参謀長と米国のウォーマス国防次官は16日、米国防総省で第15回中米国防省防衛協議を行い、中米両軍関係、国際・地域問題その他共通関心事について、率直かつ踏み込んで意見交換した。
双方は前回協議以降の両軍関係の重要な進展を積極的に評価。戦略面の相互信頼を強化し、持続的で具体的な対話を繰り広げ、実務協力を強化し、誤解や誤った判断を減らし、新型の軍事関係の発展を推し進めることについて重点的に話し合った。双方は各分野の協力を深化し、溝を建設的に処理することが極めて重要との認識で一致。重大な軍事行動の相互通告制度や海空での遭遇時の安全行動規範に関する協議を加速することで合意した。
また、次回協議を2015年に中国で開催することを決定した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年10月20日