商務部(商務省)は16日の定例記者会見で、今年の第1~3四半期(1~9月)のビジネス運営状況を説明した。税関がまとめた統計によると、今年9月の輸出入額は2兆4417億元(1元は約17.5円)で前年同月比11.2%増加し、輸出は1兆3159元で同15.1%の増加、輸入は1兆1258億元で同6.9%の増加だった。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1901億元の黒字で、黒字額は前年同月の2.1倍の増加にとどまったという。同部の沈丹陽報道官は9月の対外貿易の運営における主な特徴として、次の5点を挙げた。中国新聞網が伝えた。
(1)輸出入の伸びが引き続き加速し、貿易黒字が縮小した。
(2)加工貿易の伸びが急速で、一般貿易の輸入が引き続き低迷した。
(3)周辺地域の一部が貿易の伸びに対して大きく貢献し、新興エコノミーからの輸入は回復した。
(4)電気機械製品とハイテク製品の輸出の伸びが加速し、大口商品の輸入価格は軒並み低下した。
(5)中部・西部地域の占める割合が引き続き上昇し、東部地域の持ち直しが目立った。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月20日