商務部(商務省)は18日に定例記者会見を開き、今年1-7月のビジネス運営状況を説明した。同部サイトの情報として中国新聞網が伝えた。
税関がまとめた統計によると、今年1-7月の輸出入額は14兆7200億元(1元は約16円)に上り、前年同期比0.2%増加した。輸出は7兆8200億元で同1.1%増加し、輸入は6兆9千億元で同0.8%減少した。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は9249億元の黒字で、黒字額は同18%増加した。米ドル建てで計算すると、輸出入額は2兆4千億ドル(1ドルは約102円)で同2%増加し、輸出は1兆2800億ドルで同3%増加、輸入は1兆1200億ドルで同1%増加。貿易収支は1505億6千万ドルの黒字で、黒字額は同20.9%増加した。
同部の沈丹陽報道官は、「これらの状況から考えて、対外貿易の輸出は現在、基本的に回復したといえる。だが輸出は今なお、国際市場の需要の回復ぶりが不安定で、貿易摩擦は増加傾向にあり、国内の総合的な競争における新たな強みがまだ完全には形成されていないなどの制約に直面し、通年の目標達成には大きな圧力がかかっており、さらに努力しなければならない」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年8月19日