「支付宝」(アリペイ)は米国でのアリババ(阿里巴巴)の影響力を利用して、米国の小売業者との間で、中国の消費者に向けた支付宝決済ソリューションの提供で協力を展開する計画だ。この米国小売業者と中国消費者を結ぶ決済サービスの名前は「アリペイイーパス」。同サービスを通じて、中国国内にいながら支付宝プラットフォームを通じて、米国の小売業者との間の決済を済ませることができるようになる。「北京商報」が伝えた。
支付宝はすでに複数の欧米企業と決済業務をめぐり協力関係を取り結んでいる。H&M、ギルト、エアビーアンドビー、ストライプ、ボーダーフリーなどだ。今後はアリババグループとの関係を利用して、欧米小売業者が中国の消費者に衣料品や美容・スキンケア製品などを直接提供することを後押ししていくという。
またアリババの物流センターも欧米企業の中国市場進出を支援するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月27日