2014年9月30日  
 

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アリババの民間銀行・浙江網商銀行および上海華瑞銀行の設立申請が認可

人民網日本語版 2014年09月30日13:18

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は29日、アリババ(阿里巴巴)、復星、万向などが設立しようとする浙江網商銀行、均瑤集団と美特斯邦威が共同設立しようとする上海華瑞銀行の2行の設立申請を認可した。両行の設立準備は認可が下りた日から6カ月以内に終了することになっている。「新京報」が伝えた。

網商銀行の主要発起人の株式保有比率は、アリババが30%、復星が25%、万向が18%だ。

アリババのマイクロファイナンス部門の責任者が29日に述べたところによると、網商銀行は主に20万元(約355万円)以下と500万元(約8886万円)以下の融資を提供し、小規模・零細企業や個人消費者の投融資ニーズに対応するという。

アリババのマイクロファイナンス部門には4年の経営実績があり、主にアリババや淘宝に店舗を開設する小規模・零細企業に小口融資を提供してきた。今回「小口預金・小口融資」の民間銀行を設立することは、アリババの金融産業における「版図拡大」だといえる。

前出の責任者は、「私たちが設立する銀行は、既存の小口融資業務と衝突しない。今後しばらくは、両者を併存させる」と話す。

もう一つの華瑞銀行は中国(上海)自由貿易試験区内初の民間銀行だ。均瑤集団の王均金董事長(会長)は、「自由貿易試験区に初の民間銀行を設立することで、均瑤集団の金融の夢が実現する。今後は自由貿易試験区に向けて、『決済、投資、融資、取引』を網羅した専門の金融商品とサービスシステムが、先行プロジェクトや先行テストの窓口になる」と話す。

今回の認可により、銀監会が今年認可した第1期テスト銀行5行がすべて認可されたことになる。銀監会は今年3月、民間銀行5行のテストプランを発表し、これまでに深セン前海微衆銀行、温州民商銀行、天津金城銀行が認可を取得した。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年9月30日

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