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東京中央オークションが香港にオークション拠点

人民網日本語版 2014年11月05日14:16

東京中央オークションは3日、香港に設置した海外初のオークション拠点の運営が始まり、香港で盛んな美術品オークション市場で業務開拓を目指すことを明らかにした。新華網が報じた。

同社の安藤湘桂・代表取締役社長は同日、「香港支社は今月中に、第一回オークションを開催し、中国古美術品220点が競売にかけられる。オークション業務以外に、当社は日本と中国の芸術・文化交流促進に力を入れている」と紹介した。

また、「香港は世界三大オークションセンターの1つ。重要な位置を占め、国際的な視点を持つコレクターや専門家が集まっている。当社は、香港で事業を展開できることをうれしく思っており、香港のメリットを利用して、業務をアジアの他の地域に拡大したい」と、今後の計画について語った。

東京中央オークションの香港進出に対して、香港特別行政区政府投資普及署の戴威士・署長補佐は、歓迎の意を示している。香港は美術品の交易が盛んで、多くの海外のオークション会社が進出している。

2010年に設立された東京中央オークションは、美術品のオークションや文化・芸術活動のサポートをモットーとしている。同社は、業務拡大のため、13年に香港支社を設立。中国の貴重な古美術品収集を目指す香港チームを立ち上げ、芸術家やコレクターとコンタクトを取っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年11月5日

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