北京で3日午後、人民網が主催するイベント「人民網がAPEC2014の夜にフォーカス」が開催された。同イベントは「アジア太平洋の対話、協力とウィンウィン」をテーマとし、中国とアジア太平洋の各エコノミーおよびグローバル企業との交流の場を作り、開放的なアジア太平洋の経済構造を発展させるための提案を行うことを目的としている。経済各界を代表する来賓が出席し、発言・交流を通じて新たな構想や概念を提起した。人民網が伝えた。
▽董明珠氏:「新常態」の中で、製造業は環境保護・資源節約に努めるべき
格力集団の董明珠董事長(会長)は、「製造業の効率と収益向上は、技術のアップグレードから来る。他者の技術にばかり依存していれば、自らの創造性がなくなり、人々の生活を変えることも、便利を提供することもできない。こうした企業のあり方では、成功できない。製造業とは、自らの製品で人々の生活を変え、便利と健康をもたらす、ということ。新常態において、人々の生活がますます良くなって欲しい」と述べた。
写真:格力集団の董明珠董事長