このほど、EFという英語教育機構が行われた世界の63カ国の成人英語能力の調査結果によると、2007年~2013年、英語力について、デンマーク、オランダ、スウェーデンが上位3位を占めた。中国大陸は37位、中国台湾は30位、中国香港は31位となった。韓国は24位、日本は26位となった。
中国の地域別で見れば、上海人の英語能力は初めて、香港人の英語能力を初めて上回った。2007年~2013年、中国香港の成人の英語力はすこし下がり、中国大陸の成人が進歩し続いている。全体として、香港人の英語力は中国大陸を上回ったが、上海の成人の英語は香港の成人よりよい。北京人と天津人の英語力は香港人のとほとんど同じだ。
日本は、過去7年、成人英語力は変化がほとんどない。日本で、東京とその周辺は比較的英語力が高いものの、標準的なレベルに留まっている。男性より女性の方が英語力が高い傾向。世代別では英語力の差は見られず、大きな変化もなかった。これは過去数十年の日本の教育改革や社会変化が、日本人の英語力に変化を与えてないことを示している。
EF EPI について
EF EPI英語能力指数(EF EPI)は、世界中の成人の英語能力を比べることができる世界初の最も包括的なランキングだ。
東方ネット 2014年11月14日