＜動画＞世界で現存する三大西周青銅禁が上海に初めて集合

　陝西省文物局、上海博物館、中国上海国際芸術祭センターが共同で開催する「周野鹿鳴—宝鶏石鼓山の西周貴族墓から出土した青銅器展」が2014年11月13日から2015年3月1日まで上海博物館で開催される。

　同展は石鼓山の西周貴族墓から出土した最新の貴重な文化財を集中的に展示するもので、展示品150点には球形の鳳凰紋簋（古代の礼器）、竜紋簠、鹿を中心に様々な動物の特徴を合わせてデザインした2点の犠尊（動物の形の礼器）など、極めて珍しいものや考古学的に初めて発見された青銅器の逸品が含まれる。珍しい西周銅禁（古代の酒を入れる器具）で、現在は米メトロポリタン美術館所蔵の柉禁、天津博物館の竜門禁、陝西省宝鶏石鼓山の西周貴族墓で2012年に出土した大型竜紋禁の3点も上海博物館で初めて一緒に展示される。（編集YH）

　「人民網日本語版」2014年11月14日