2014年11月18日  
 

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韓流、中国が日本に代わる一番のお得意様に

【中日対訳】

人民網日本語版 2014年11月18日13:43
「星から来たあなた」

韓国ドラマは現在、ストーリーのマンネリ化という問題に直面しており、韓国メディアは、ドラマ市場が縮小していることについて、「新鮮味がなくなった」と説明している。今年、ドラマ「星から来たあなた」(SBS放送)が大ヒットして以降、 韓国ドラマはありきたりのパターンに戻り、視聴率も低下している。しかし、韓国ドラマの放映権は海外において、年々高騰を続けている。中でも、中国は日本に代わる「韓流」のお得意様となっている。華商晨報が報じた。

韓国ドラマの放映権が中国で高騰

「星から来たあなた」の海外における放映権は、1話当たり24万元(約450万円)だったものの、主演を務めていたイケメン俳優・キム•スヒョンが中国で大ブレークしたのをきっかけに、韓国ドラマの放映権も一気に高騰した。今年初め、俳優のパク・ユチョンが主演を務めた「スリーデイズ-愛と正義-」は、過去最高の480万元(約9120万円)で販売され、1話当たりの単価も30万元(約570万円)となった。しかし、同ドラマはファンの期待を裏切る内容で、視聴率は振るわなかった。

「韓流」の一番のお得意様が中国に

韓国ドラマの放映権は、日本でも一時期高騰を続けていた。そのきっかけとなったのは「冬のソナタ」(2002年)。主人公だったペ・ヨンジュンは、「ヨン様」の愛称で日本中の中高年女性の心をわしづかみにして一躍大ブームとなった。

それから10年間、韓国ドラマの放映権は日本において1話当たり約1140万円で取引されるようになり、最高で約2300万円以上のケースもあった。俳優のチャン・グンソクや「少女時代」のユナが主演を務めた「ラブレイン」(12年)に至っては、韓国ドラマとしては最高額の1話当たり約3420万円で販売された。あまりの高騰に待ったがかかり、中国で空前の大ヒットを記録した「星から来たあなた」は、日本では有料チャンネルでしか放送されなかった。そのため、韓国のドラマ製作会社は現在、日本市場における「損失」を、中国市場でカバーしようと躍起になっている。そして、中国は日本に代わる、「韓流」のナンバー1のお得意様となった。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年11月18日

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