人民日報アプリがこのほどリニューアルされ、政務情報コーナー「政務発布庁」が新たに開設された。人民日報はまた、微博(ウェイボー)と提携し、政務指数ランキングを発表する。人民日報はこれにより、伝統的なメディアと新興メディアの融合を加速し、権威あるニュース情報の発信手段と、全国的なモバイル政務サービスプラットフォームの構築に向け、重要な一歩を踏み出した。
人民日報社の李宝善・総編集長は、「アプリは今や、モバイルインターネットの重要な入口の1つとなりつつある。人民日報アプリにこのほど開設された『政務発布庁』は、社会的信頼性を備えるモバイル政務情報発表のプラットフォームであるだけでなく、党政府機関と国民が『指先』を通じて対話する相互交流の架け橋でもある。今後も、サービス・機能および運営管理を改善し、アカウント登録した各企業と共にこのプラットフォームをより強大化し、国民に向けて権威ある正確な政務情報を適時提供し、モバイルネットワークを通じて主流の情報を伝えていきたい」と語った。
人民網世論モニタリング室が微博のデータを基に作成する政務指数ランキングは、各政府機関のオンライン政務活動の実績と影響力を測る総合的なランキングで、日間ランキング、週間ランキング、月間ランキングの3つの形式で定期的に発表される。
新浪網の董事長(会長)兼CEO、微博董事長の曹国偉氏は「人民日報の権威性と、微博の情報発信力を融合させることは、政務情報の発信とメディアの融合・発展の模索に向けた新たなモデル、手段となる」と語った。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年11月19日