楊振武社長
人民日報は12日にモバイルアプリ版を正式に開設した。これは、人民日報社がメディア環境の変革に対応し、伝統メディアとニューメディアの融合・発展の強化に向けて重要な第一歩を踏み出したことを意味する。人民網が伝えた。
国家インターネット情報弁公室の魯煒室長(中共中央宣伝部副部長、中央インターネット安全・情報化指導者チーム弁公室室長)や人民日報社の楊振武社長、国家新聞出版広電総局の蒋建国書記、人民日報社の李宝善総編集長、工業・情報化部(省)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国移動(チャイナ・モバイル)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)の幹部らが人民日報モバイルアプリ版開設式と「2014モバイルインターネット発展大会」開幕式に出席した。
人民日報社の楊振武社長は人民日報モバイルアプリ開設式であいさつし、下記のように語った。
本日、開設した人民日報モバイルアプリ版は単なるモバイル対応アプリではない。人民日報と人民日報グループメディアの強力な取材・編集能力に支えられたコンテンツの強みや、中央重点ニュースサイトの中で、最も早くに上場した人民網が築いてきたプラットフォームとしての強み、さらに中国共産党中央委員会機関紙である人民日報の政治的な強みに基づいたものだ。
人民日報のモバイルアプリはモバイルプラットフォームを使って、人民日報の各種優れたニュースコンテンツを十分に伝えるもので、単に新聞内容の一部をそのまま配信するのものでは決してない。モバイルインターネットの配信を基礎として、伝統的な新聞の取材・編集メカニズムの流れを変革するもので、ユーザーが必要とするニュース情報にぴったりと合致している。
今後、すべての人民日報およびグループメディアの記者、編集者、評論家は単純な伝統メディアのニュース情報発信モデルを徐々に変革し、いつでもどこでも人民日報のモバイルアプリを通して、モバイルインターネットユーザーにニュースの事実と観点、意見を提供していくつもりだ。 (編集MZ)
「人民網日本語版」2014年6月12日