米アップル社はスマートフォン(多機能携帯電話)の新製品「iPhone 6」(アイフォーン6)と「iPhone 6Plus」(アイフォーン6プラス)の発売をスタートした週の終わりに、両製品の売上台数が1千万台に達して過去の記録を塗り替えたことを発表した。高い利益を生み出す最先端の電子製品を大量に販売することで、アップルは今や世界で2番目に金を稼ぐ企業になっている。アップルが唯一かなわないのは中国工商銀行だ。米国メディアの報道として「広州日報」が伝えた。
米紙「USAトゥデイ」のサイトは26日、米国の金融データソフトウエア企業が発表した各企業の直近の財政年度における収益データに基づき、世界で最もよく稼いでいる企業20社のランキングを発表した。上位10社は上から順に、中国工商銀行、アップル、ガスプロム、中国建設銀行、エクソンモービル、サムスン電子、中国農業銀行、中国銀行、BP、マイクロソフト。
報道によると、20社のうち、本社が米国にある企業はウェルズファーゴ銀行とJPモルガン・チェースの二大銀行、エクソンモービルとシェブロンの二大エネルギー会社、アップルとマイクロソフトの二大科学技術大手を含む9社に上る。投資持ち株会社のバークシャー・ハサウェイもよく稼いでいる企業の一つだ。本社が中国にある企業は、株式の多くを中国政府が保有する。ロシアはガスプロムとロスネフチが選ばれ、いずれもロシア政府が株式を多数保有している。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月29日