第1回世界インターネット大会が19日、浙江省烏鎮で開幕した。本大会は「相互接続・共有・共同管理」をテーマとする。100以上の国の政治・経済界のリーダーとIT業界の巨頭1000人あまりが、グローバル化を背景とするインターネットの発展と未来のすう勢について議論する。人民網が伝えた。
19日午前の「国内外インターネットリーダーハイエンド対話」では、馬雲氏、李彦宏氏、雷軍氏、張朝陽氏、劉強東氏らIT界のリーダーが白熱した討論を展開し、当意即妙の発言で人々にインターネットの新たな啓示をもたらした。ここからはIT業界の巨頭の、奇妙奇天烈なアイデアを見ていこう。
◆張朝陽氏(ポータルサイト「捜狐網」の創業者)、永遠の命について語る
――未来のインターネットはどのようなカタチになるか?
張氏:誰もがいつでもどこでも携帯電話、もしくは各種のウェアラブルデバイスを持つ。人とモノの交流、人と人の交流だ。
人と人の交流は微信(WeChat)やSNSサイト、人とモノの交流は生活のさまざまなシーンで行われる。すべての交流がスマートな要素を秘める可能性がある。当社の検索エンジンで、このようなスマートな要素を提供していきたい。
今後は演算速度の向上により、ムーアの法則が続く。今後は携帯電話だけでなく、さまざまな装置にチップが搭載されスマート化し、クラウドコンピューティングを利用する。これは想像もできない世界だ。
現在は無人機による航空撮影が可能で、プロペラの一枚一枚がスマート化されており、さまざまな事を実現できる。ナノテクなど、未来の技術にも期待できる。私たちの世代は永遠の命を手にし、30年内にすべての疾病が治療されるようになるかもしれない。