レストランの廃食用油は「地溝油」と呼ばれる。上海市内のバス会社、巴士一汽公共交通有限公司は地溝油を利用してバイオディーゼル燃料を生成し、バスの燃料としている。10数本の路線での試行は、喜ばしい成果を手にしている。人民日報が伝えた。
同社は2013年9月より同済大学の関連業界部門と協力し、レストランの廃食用油を原料としたディーゼル燃料を開発した。また「国III」(石油製品の国家基準)の排出基準に基づき1台から試行を開始し、5台、100台と拡大していった。測定結果によると、これらのバスの動力は従来通りで、粒子状物質の排出が削減された。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月28日