中国教育部(省)は26日、「中国留学帰国就業青書(2014)」を北京で発表した。これによると、2013年に海外留学から帰国した人は35万3500人、同年に海外へ出発した留学生数を100として比較すると、85.41に達した。帰国して就職する道を選ぶ中国人留学生は増加の一途を辿っている。
以下、青書の概要。
●中国人の人気留学先は英国・米国
中国人留学生の留学先は、80カ国・地区に及ぶ。このうち留学生数が最も多いのは英国で、英国を留学先に選ぶ人が全体の約30%を占めた。
海外留学帰国組のうち、修士号取得者は63%、学士号取得者は30%、博士号取得者はわずか6%だった。国内で大学学部を卒業した後留学する人は47.31%、高校卒業後ただちに海外の大学に留学した人は33.48%、国内で修士号を取得した後留学した人は5.59%にとどまった。