外交部：英側が香港問題にこだわり続けるのは不当で無駄

中国外交部（外務省）の華春瑩報道官は定例記者会見で「中国側はいかなる外国の政府、機関または個人がいかなる方法で香港の問題に干渉することにも反対する」と表明した。

――英国のキャメロン首相の報道官は1日「中国側が英下院外交委員会調査団の香港入りを拒絶したことは誤っており、逆効果であり、香港情勢に対する英側の懸念を深めるだけだ」と述べた。英下院外交委員会のオタウェイ委員長は「英側は、自らが依然宗主国であると考えたことはなく、中国が約束を履行しているか否かを調査する権利がある」と述べた。これについてコメントは。

われわれはすでに、この問題における原則的立場を繰り返し表明してきた。現在香港で起きている違法活動「セントラル（中環）占拠」の性質ははっきりしており、香港特区政府による法にのっとった処置を断固として支持するという中国中央政府の姿勢は明確であり、いかなる外国の政府、機関または個人がいかなる方法で香港の問題に干渉することにも反対するという中国側の立場は断固たるものだ。もし英側の一部がまだ香港問題にこだわり続けようとするのなら、不当なだけでなく無駄であり、結局は災いが自らに跳ね返るだけだ。（編集NA）

「人民網日本語版」2014年12月3日