2014年11月28日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>政治

国際秩序の変遷で悪化した米国の偏執性

人民網日本語版 2014年11月28日13:31

 時の経過に伴い世界も変わる。経済のグローバル化、世界の多極化、文化の多様化、国際関係の民主化という「5つの変化」による駆動、および現実世界とバーチャル世界の相互交錯、伝統的安全保障上の脅威と非伝統的安全保障上の脅威の相互交錯という「2つの交錯」による影響の下、21世紀の国際秩序は未曾有の深い変化を生じている。(文:陳須隆・中国国際問題研究院国際戦略研究所所長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 新興エコノミーと発展途上国の集団的台頭が世界の経済・政治勢力図を塗り替え、「南の上昇と北の下落」が不可逆的大勢となっている。世界経済と戦略の重心はアジアにシフトし、国際戦略構造の「東の上昇と西の下落」が次第に明らかとなってきている。国際秩序空間は奥深く拡大し、国際的角逐は伝統的な陸海空から極地、深海、宇宙、サイバー空間にまで延伸し、発展および道義上の要衝、規則制定権をめぐる争奪が激化している。国際構造・秩序は変遷の過程、国際体制は再編の過程にあり、世界は変革の大きな潮の中にある。

 世界唯一の超大国は複雑な心境を見せている。冷戦終結後、米国は「勝者」を自任し、EUとNATOの「2つの東方拡大」を推し進め、ロシアの苦境につけ込んで追い打ちをかけ、その地政学的戦略空間を圧迫し続け、ついにウクライナ危機を勃発させた。これは米国の犯した大きな戦略ミスと考えられている。

 米国は中国の台頭に対しても複雑な心境でいる。米国は「アジア太平洋リバランス」を推し進めることで、地域秩序の主導権を強奪し、中国に対する防備、牽制を強化し、中国周辺を「樹静かならんと欲すれども風止まず」「海静かならんと欲すれども波逆巻く」の状況にしている。その一方で、「米国は繁栄する、平和で安定した中国の台頭を歓迎する」と公言し、力強い中米関係は「アジア太平洋リバランス」の核心だと強調し、中国との「協力・ウィンウィン」へのニーズを高めている。


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント