2014年12月2日  
 

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人民網日本語版>>社会・生活

社会の変化を如実に反映する流行語候補

人民網日本語版 2014年12月02日08:15

今年も年末が近づいてきた。国家言語資源検測研究センター、商務印書館、人民網の共同開催による「2014年中国流行語」選出活動がこのほどスタートした。この数年、年末になると、年度流行語の各種選出活動に、多くのネットユーザーが参加するようになり、選出結果も社会各界から広く注目を集めるようになった。その背景には、年度流行語が、年間の重大社会事件や社会情勢・民意を反映しているという状況がある。

●主要選出者となったネットユーザー

中国は、6億を上回る巨大なネットユーザー群を擁している。スタートしたばかりの「2014年中国流行語」選出活動には、多くのネットユーザーが積極的に参加している。

中国人民大学文学院の李禄興・准教授は、「一般的に言うと、流行語に選ばれる漢字や言葉は、いくつかのタイプに分けられる」と指摘、以下の通り列挙した。

1.「APEC藍(APECの青空)」など、国民の期待が込められた言葉

2.「夢」など、政治・生活における重要ワード。中国は今年、外交面で著しい功績が得られ、世界に対する影響力がますます高まった。「中国の夢」から「アジアの夢」、さらには「世界の夢」などの言葉は、執政政党に対する国民の信頼や愛国心を示している。

3.民生分野における重大事件を示す言葉。民生は国家の基本であり、庶民の生活と密接にかかわっており、大きな関心を集めるのはごく自然なことだ。住宅から旅行まで、コンビニエンスストアから貧富の格差まで、「漲(上がる、高くなる)」という字には複数の意味があるが、昨年は「住宅価格の上昇」を示し、今年は「株価の上昇」を意味した。


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