社会人の部で「私と中国」をテーマにスピーチする星野美樹さん。画像は東日本漢語教師協会が提供。 |
東日本漢語教師協会主催の中国語コンテスト「説漢語 通中国」が11月30日、法制大学市ヶ谷キャンパスで開催され、団体戦では法政大学が総合優勝した。人民網が報じた。
同コンテストには大学10校から来た12チーム(学生36人)と社会人9人が参加し、観戦者を合わすと200人以上が集まった。「私の夢」をテーマにしたスピーチで1位になったのは、法政大学国際文化学部1年生の清水崇光さん。夢は「高校の中国語教師になること」という。一方、社会人の部のスピーチで優勝したのは鈴木祐介さん。大学時代に中国に留学し、卒業後も民間の交流活動に積極的に参加している。鈴木さんはスピーチの中で、周囲の日本人や中国人に対して感じていることを語り、日本に住む中国人は、日本人以上に礼儀正しいと称賛した。
東日本漢語教師協会の会長を務めている、日本大学の呉川教授は、「言語は文化の一部で、言語学習を通して、相手国の文化を理解し、相互交流を促進することができる」と語っている。
参加者は今回のコンテストを通して、中国語の学習において経験したことや中国での留学生活、中国旅行、中国人と交流して感じたことなどを語り合った。そして、中国語のレベルを上げて、来年も同コンテストに参加すると意気込んでいた。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月3日