中国「1ベルト、1ロード」外交の全面的推進 (2)

　欧州は「1ベルト、1ロード」の終点であり、中東欧はアジアと欧州を結ぶ紐帯であり、「1ベルト、1ロード」のアジアから西欧への延伸の橋頭堡でもある。中国・中東欧協力は中国と欧州の協力、東洋と西洋のコネクティビティに跳躍台を提供する。「1ベルト、1ロード」の構築は中国と中東欧協力に時代的契機を提供する。中東欧は中国と欧州の道路、貿易、政策、通貨、人心の「5つの通じ合い」に、独特な支点の役割を発揮している。「1ベルト、1ロード」は中国・中東欧協力（16プラス1）枠組みに新たな生命力を与え、中国・中東欧さらには中国・欧州協力を充実させ、揺るぎないものにし、引き上げた、中国と欧州が連携して、より包摂的、均衡的かつ持続可能な国際秩序を創始するための重要な媒介だ。

　素晴らしいビジョンは、的確で実行可能な実践があって初めて現実へと変わる。総理外交自体が実務的、柔軟という特徴を備える。李総理のユーラシア諸国歴訪は、「1ベルト、1ロード」を足がかり、中国のチャンスと世界のチャンスの相互転化を理念とし、中国と上海協力機構、中東欧諸国、大メコン圏諸国との平和、発展、協力、ウィンウィンの関係にしっかりした希望と揺るぎない自信をもたらす。

　李総理のユーラシア諸国歴訪から、われわれは中国の責任を引き受ける姿勢と世界の希望を目にし、中国のチャンスと世界のチャンスの共鳴を目にし、新しい世代の中国指導者外交の壮大な計画を目にする。（編集NA）

　「人民網日本語版」2014年12月15日