李総理　大メコン圏経済協力首脳会議開幕式に出席

20日、国務院の李克強総理はバンコクで大メコン圏経済協力第5回首脳会議の開会式に出席した。李総理は開幕式でスピーチした。

国務院の李克強総理は現地時間の20日、タイの首都バンコクで大メコン圏経済協力第5回首脳会議の開幕式に参加した。同会議はタイのプラユット・チャンオチャ首相が主催し、ミャンマーのテイン・セイン大統領、カンボジアのフン・セン首相、ラオスのトーンシン・タムマヴォン首相、ベトナムのグエン・タン・ズン首相、アジア開発銀行の中尾武彦総裁が出席した。地域協力の深化、コネクティビティの強化などについて深いレベルで意見交換を行い、幅広い共通認識に達した。

李総理はスピーチの中で、「現在、グローバル経済の回復は力不足で、アジアも経済の下方圧力に直面しているが、世界にはまだ成長の活力を備えた地域がある。中国は平和発展の道を揺らぐことなく歩み続け、地域の平和と安定を揺るぎなく維持し、東南アジア諸国連合（ASEAN）の一体化プロセスをぶれずに支援し、中国の外交においてASEANを常に優先していく。インドシナ半島の5カ国は中国のASEAN隣国の中でもより近い隣国だ。中国は引き続き「親・誠・恵・容」の理念を継承し、隣国とよい関係を築き、隣国をパートナーとする周辺外交の方針を堅持し、各分野でウィンウィンの協力を進化させ、この地域の長期的な繁栄、安定、発展のためにたゆまずに努力していく」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2014年12月21日