トルコの人気観光地カッパドキアで17日午前、熱気球が墜落する事故が発生した。現地の中国大使館から得られた確認情報によると、この事故で1人の中国人観光客が死亡、4人が負傷した。新京報が報じた。
カッパドキアはトルコ中部アナトリア高原に位置する。現地のカルスト地形は、
まるで他の星の地表のようで、熱気球は主要観光プログラムとして人気が高い。
〇死亡したのは英国留学中の中国人女子留学生
今回墜落事故が起きた熱気球には、英国に留学中でトルコに遊びに来ていた中国人観光客計6人が乗っていた。うち女性1人が死亡、負傷した4人は現地または周辺部の病院に搬送され応急手当を受けた。残る1人には幸い怪我はなかった。
トルコ現地メディアの報道によると、現地時間17日午前8時15分(北京時間午後2時15分)、トルコ中部にある観光地カッパドキアで熱気球が突然墜落し、乗っていた観光客のうち1人が死亡、11人が負傷した。救援隊員がただちに事故現場に駆けつけ、救援作業にあたった。中国人のほか、マレーシア人と日本人の観光客数人が負傷した。
メディア報道によると、熱気球は大風に見舞われて着陸に失敗、墜落したという。
現地の関係者によると、風向きが突然変わったことが、今回の事故につながったと見られるが、具体的な原因については、まだ調査中という。米国のメディアは、「熱気球が着陸する際に強い突風が吹き、観光客が次々と地面に投げ出された」と報じている。
現地の中国大使館は、中国人観光客が死傷したとの連絡を受けると、ただちに担当者を現場に派遣して善後処理にあたらせた。