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APECの「中国との縁」

人民網日本語版 2014年10月29日13:42

アジア太平洋経済協力(APEC)会議の第22回首脳会議が11月に北京で開催される。中国にとっては議長国として開催する重要な外交活動、今年の「ホームグラウンド外交」の締めくくりであり、国内外から幅広く注目されている。(文:李穎。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

APECは1989年に発足し、1993年11月に初の首脳会議を開催した。現在APECはアジア太平洋地域で最高レベルで最大の影響力を持ち、最も制度的に整った経済協力組織にまで発展。21のエコノミーが参加しており、世界の人口の40%、GDPの57%、貿易額の46%を占める。

中国とAPECとの縁には長い歴史がある。中国は1991年11月からAPECに正式参加。中国の国家主席は各回のAPEC首脳会議に出席してきた。2001年の第9回首脳会議は上海で開催。各エコノミーの首脳が中国伝統の唐装に身を包んだ美しいシーンは世界に深い印象を残した。それから13年、舞台を上海・黄浦江の畔から北京・雁栖湖の畔に移し、APEC首脳会議が再び中国で開催される。

中国にとってAPECは初めて参加した地域経済協力組織であり、地域統合プロセスに融け込み、市場開放経験を蓄積し、周辺外交と首脳外交を開拓するうえで重要な場となった。APECの各協力に積極的に参加する過程で、中国は地域経済協力、多角的経済外交面の経験を蓄積した。これによって中国は世界貿易機関WTO)への参加、世界と地域の政治・経済新秩序の構築推進、多元的な国際・経済協力システムへの参加に向けた土台を固めた。APECを通じて、中国国内の関連産業もさらに多くの発展の機会を得た。

例えば天津浜海新区于家堡金融区はAPEC初の低炭素モデル都市となった。中国にとってAPECは首脳外交、周辺外交、経済外交を繰り広げる重要な舞台でもある。APECへの参加を通じて中国は自らの声を世界に広め、さらに多くの国々と互恵・ウィンウィンのパートナーシップを構築し、責任ある大国としてのイメージを形成した。

これと同時に、中国の発展・振興もAPECの発展に力強い原動力を与えた。第1に、中国自身の経済規模の拡大、対外開放の深化がアジア太平洋地域の経済・貿易活動の拡大を後押しし、地域経済の発展をより均衡的なものにし、貿易・投資活動を一層活発化させた。中国の10大貿易パートナーのうち、8つがAPECの参加エコノミーだ。第2に、中国はAPECの各分野の協力に積極的に参加し、一連の重要な提言をした。域内貿易・投資の自由化・円滑化、アジア太平洋地域における協力と経済統合の促進、アジア太平洋地域における発展革新、成長連動、利益融合という開放型経済構造の形成推進、太平洋両岸をカバーするアジア太平洋コネクティビティ構造の構築などに関わるものだ。第3に、中国は経済・技術協力資金など各方面でAPECに具体的支援も行った。中国は2009年に「中国―APEC協力基金」を創設し、中国企業にAPEC関連の経済・技術協力への参加を奨励した。中国はAPECの枠組みの経済・技術協力高官指導委員会や農業技術作業部会の取り組みにも積極的に参加し、参加エコノミー間の経済的格差の縮小、農業生産・輸送方法の共有、食品の安全と質の向上を手助けした。

アジア太平洋は経済発展の速度が最も速く、潜在力が最も大きく、協力が最も活発な地域であり、世界経済の回復と発展の重要なエンジンだ。APECと中国は共に得難い発展のチャンスを迎えており、さらに素晴らしい未来を迎えようとしている。今年のAPEC首脳会議のテーマはちょうど「未来志向のアジア太平洋パートナーシップを共に構築する」となっている。地域経済統合の推進、アジア太平洋自由貿易圏プロセスの始動と推進、経済革新・発展・改革・成長の促進、包括的コネクティビティとインフラ整備の強化は、アジア太平洋各国が現在直面する差し迫った課題だ。

中国は引き続きAPECの発展に積極的に参加し、これを支持し、アジア太平洋各国と共にAPECの強みを発揮し、実務協力の成果を積極的に実行に移し、地域経済統合と経済成長の新たなブレークスルーの実現、アジア太平洋と世界の長期的平和、進歩、繁栄のために一層の貢献を果たす。(編集NA)

「人民網日本語版」2014年10月29日

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