2014年12月18日  
 

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国境観光が新たな成長極に

人民網日本語版 2014年12月18日14:53

新疆維吾爾自治区阿拉山口で中国とカザフスタンとの国境の景色を楽しむ観光客たち

中国科学院(科学アカデミー)科学・資源研究所が作成した「中国国境観光発展報告」が17日に北京で発表された。中国国境観光の発展の道のり、現状と特徴、問題点などを分析したものだ。国境地域にある県市区の観光競争力ランキングもあり、上位12位には景洪市、騰衝市、瑞麗市、漠河県、琿春市、振興区、満州里市、東港市、東興市、憑祥市、◆(「孟」の右に「力」)臘県、霍城県が並んだ。「人民日報」海外版が伝えた。

▽国境沿い136県 観光が力強い伸び

中国は陸地部分の領土が広大であり、陸地の国境線は2万2千キロメートルに達する。内蒙古(モンゴル)自治区、遼寧省、吉林省、黒竜江省、広西チワン族自治区、雲南省、西蔵(チベット)自治区、甘粛省、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の136県・旗・市・市轄区が国境に位置し、その面積は約193万平方キロメートル、人口は約2200万人で、接する国は14カ国ある。

同報告によると、中国では1980年代中期~後期に国境観光が始まり、現在ではその発展に次のような特徴がみられる。▽観光市場の伸びが力強く、地域間の格差が大きくなっている▽観光資源は名山や河川に多く、民族的な魅力が多彩である▽観光商品は観光ショッピングを主導役とし、複合化へのモデル転換が徐々に加速している▽国境都市にはさまざまなタイプがあり、国境観光が急速に発展している▽サブ地域の観光協力が全面的に展開され、徐々に深まりをみせている▽優遇政策が高度に集中し、開放レベルが徐々に拡大している。


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