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社会科学院2015年予測「世界経済の成長への中国の貢献度最大」

人民網日本語版 2014年12月30日09:36

中国社会科学院世界経済・政治研究所はこのほど、「2015年世界経済情勢分析・予測」を公表した。同報告によると、2015年の世界経済が大きく回復する見込みは低く、経済成長率は2014年と比べて横ばいまたは小幅な上昇となる可能性が高い。経済参考報が伝えた。

同報告によると、購買力平価(PPP)で計算した成長率は3.3%、市場レートで計算した成長率は2.8%と予想される。米・欧・中・日の4大エコノミーでは、中国と米国が世界経済の成長を引っ張る2大エンジンとなる。中国はこれまで通り、世界経済の成長に対する貢献が最大の国となる見込みだ。

同報告は、2015年の世界経済の動向の注目ポイントとして、次の7つを挙げている。第一に、米国と欧米・日本などその他の重要なエコノミーとの金融政策の乖離の程度とその結果の深刻性。第二に、欧州経済が低迷を脱する可能性。第三に、「アベノミクス」の最終的な効果。第四に、主要新興エコノミーの新たな改革の範囲や力の入れ具合、効果。第五に、世界とりわけ先進国の金融システムの潜在的リスク。第六に、地政学と地経学の動向。第七に、大規模な伝染病や自然災害が世界経済に与える損害の可能性だ。(編集MA)

「人民網日本語版」2014年12月30日

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