北京「竜慶峡氷灯節」　氷の祭典で北京冬季五輪実現を応援 (2)

屋外に浮かび上がる「冬季五輪(冬奥)」の文字

氷の湖に落ちる危険も

現場では、全身分厚い服を着ているため、動きが鈍くなるほか、長靴も滑りやすく、転倒の危険が常にある。少し注意を怠ると、凍った湖の中に落ちる危険もある。特に、早朝は薄暗く、氷の厚さが分からないため、薄い氷の部分を踏んで、湖に落ちてしまう危険が高い。これまでに、李さんは湖に落ちる人を何度も見てきたといい、今ではロープなどを常備し、誰かが落ちるとすぐに引き上げられる状態にしている。