外交部(外務省)ウェブサイトによると、王毅外交部長(外相)はこのほどアフリカ5カ国訪問を終えるにあたり、アフリカの平和・安全維持における中国の役割に言及し、中国の特色ある紛争問題解決の道を積極的に探る方針を表明した。
王部長は「今回のスーダン訪問で、われわれは『政府間開発機構(IGAD)による南スーダン和平プロセスを支持する専門協議』の開催を提案し、各国から直ちに前向きな反応を得た。私はアフリカ諸国が政治面で中国を強く信頼しており、中国に対して経済面の協力強化だけでなく、アフリカの紛争問題解決に一層関与し、アフリカの平和・安全問題で一層の役割を発揮することを望んでもいることを感じた」と述べた。
また「まず、引き続き内政不干渉の原則を堅持し、国際関係の基本準則を順守する必要がある。その上で、当事国の必要性と意向に基づき、紛争問題の解決に建設的に関与する。われわれは和平交渉促進、調停の取り組みにおいて他国に強要することには賛成しないし、ましてや強権政治と内政干渉には反対している。このため、国際・地域問題解決への中国の関与を望み、歓迎する国が増えている。われわれは引き続き中国の特色ある紛争問題解決の道を積極的に探る」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月19日