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「時は最良の薬」11週間で失恋の痛手から回復可能

人民網日本語版 2015年01月22日16:10

ある最新の研究から、「時間」は、心に負った傷を癒す「最良の薬」であることが実証された。人は、「恋人と別れた」「失恋した」という心の痛手から、平均11週間で回復できるという。英メディアの報道を引用して、中国新聞網が20日付で報じた。

米国の定期刊行誌「The Journal of Positive Psychology」に掲載された研究成果によると、人は、わずか11週間で、心理的な痛手から立ち直り、ポジティブな方向に向かうことができるという。

米ニュージャーシー州モンマス大学のGary Lewandowsk博士とNicole Bizzoco博士は、過去6カ月間に失恋を経験した155人を対象に調査を実施した。

調査の結果、回答者の71%は、「3カ月以内に、気分が前向きになり始めた」と、「傷を癒す段階」を乗り越えた経験をしていた。回答者のほとんどは、11週間を過ぎるころには、前向きな気分に変わってきたという。

だが、この研究結果は、恋愛期間が短かったケースに限られる。別の研究によると、離婚した夫婦の場合、傷が癒えるまでにもっと多くの時間を要し、平均18カ月かかる。18カ月過ぎれば、ようやく離婚によるダメージから復活することが可能となる。

研究者はこの違いについて、単なる恋愛に比べ、結婚は当人同士の間でより真剣な約束が交わされるためと分析している。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年1月22日

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