国家統計局が20日に発表したデータによると、中国の都市化率は2014年、これまでの上昇傾向を維持した。人口増減もこれまでの傾向を保ったが、ポジティブな面とネガティブな面が見出された。ポジティブなのは、総人口が前年末から710万人増加して13億6782万人となり、人口の自然増加率が前年より0.029ポイント高い0.521%となったこと。ネガティブなのは、16歳以上60歳以下の労働年齢の人口が前年末から371万人減少した上、減少の幅が127万人拡大し、経済発展における人口構造の優位性が一層弱まったことだ。人民網が伝えた。
都市部・農村部の構造には改善が見られる。データによると、2014年末までに都市部常住人口は7億4916万人に達し、前年末から1805万人増えた。農村部常住人口は6億1866万人で、1095万人減った。都市人口が総人口に占める割合は54.77%で、都市化率は前年から1.04ポイント上昇した。
▽雇用:都市の就業者数は1070万人増
統計局のデータによると、2014年末の全国就業者数は7億7253万人で、前年末から276万人増えた。そのうち都市の就業者数は3億9310万人で、前年末から1070万人増えた。
▽男女比:男性が女性を3000万人上回る
今回のデータによると、2014年末、中国大陸部の総人口は13億6782万人で、前年末から710万人増加した。性別構造では、2014年のデータによると、中国では男性が女性より3000万人余り多くなっている。具体的なデータは、男性の人口は7億79万人、女性の人口は6億6703万人で、総人口の性比(女性を100とした場合の男性の数)は105.06、出生人口の性比は115.88だった。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年1月22日