ダボス会議、李克強総理の名言の数々を振り返る (2)

▽自分の目と同じように平和を大切にする

　我々はいかなる形式のテロリズムにも反対する。中国は引き続き平和的発展の道を歩み、地域の安定を守り、いかなる国とも競争する意図はない。世界各国は、自分の目を大切にするように平和を大切にし、文明・理性・正義の花を世界中に咲かせる必要がある。

▽人類社会は文明の植物園

　人類社会は様々な文明が花を咲かせる植物園だ。異なる文化、異なる宗教間で、相互に尊重し合い、仲良く共存するべきだ。共通点を大切にし、違いを尊重する。国際社会は寛容さをもって、違いを尊重しながら共通点を探り、互いに受け入れ、学びあい、協力・ウィンウィンを目指すべきだ。

▽変革の風を前に、壁を築く者がいれば、風車を建てる者もいる

　欧州にはこんなことわざがある。「変革の風を前にして、壁を築く者がいれば、風車を建てる者もいる」。我々は、流れに順応し、自由貿易を推進し、保護主義に断固反対し、地域間の経済協力を積極的に拡大し、グローバルなバリューチェーンを構築し、新たな科学技術革命の到来を迎えることを提唱する。