日産(中国)投資有限公司はこのほど、中国国家質量監督検験検疫総局にリコール計画を提出した。リコール対象車は2014年8月12日から10月9日までに生産されたインフィニティQX60。同社の統計によると、中国大陸部での対象車は48台(輸入車)。リコールは2015年1月27日から行う。工人日報が伝えた。
今回のリコールは、ホイールの不具合が原因。前輪ホイールのナットが、生産ラインの段階で規定の強さで締められていない可能性があり、走行中に異音や振動が発生し、最悪の場合、制動力の低下、ホイールの損傷、ステアリングの制御への影響をもたらし、安全上のリスクがあるという。
日産(中国)投資有限公司は対象車に対し、ホイールナットを点検して締めなおす作業を行うほか、関連部品を点検し、問題がある部品を交換し、故障のリスクを取り除く。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年1月30日