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日本人の生活に欠かせない「メイド・イン・チャイナ」

人民網日本語版 2015年02月12日08:27
「メイド・イン・チャイナ」のユニクロ製品

日本で生活して長い筆者にとって、中国から輸入された白ネギ、人参といったさまざまな新鮮野菜や冷凍海産物、100円ショップで売られている中国製日用雑貨、街のいたるところで目にする中国製の服など中国製品はすでに見慣れたものとなっている。

しかも、中国製品はもはや安い商品だけにとどまらず、今では多くの高級商品にも「メイド・イン・チャイナ」のラベルが表示されている。新華網が伝えた。

ビックカメラは日本で最大の家電量販店の1つだ。販売しているものは、パソコン、デジタルカメラ、家電用品、玩具、電子楽器などありとあらゆる家電・電化製品に及ぶ。

その中でもっと多いのは、中国製品だ。大阪の繁華街・日本橋の近くにあるビックカメラ難波店は、種類が豊富で、魅力ある商品が数多く揃っており、多くの買い物客を引き付けている。訪れる客は、日本人のほかに、中国人を含めた多くの海外観光客も含まれている。

ビックカメラの陳列棚の上には、デル、フィリップス、パナソニック、NEC、レノボ(聯想)といったメーカーのさまざまな種類の新型デスクトップパソコンやノートパソコンなどの商品が並んでいる。販売員によると、メーカーは異なるが、ここで販売しているパソコンは、日本で生産されているフィリップスを除くと、すべて中国大陸と台湾で生産されているという。中でも大部分は中国大陸で生産されているが、パソコン製品は生産地の違いによって、質や価格に違いが出ることはないという。

6階の生活家電売り場では、タイガーのステンレスボトルが人気を集めていた。特に、中国大陸から来た観光客に人気だという。棚の上には異なるサイズのタイガーステンレスボトルが10種類以上並んでいるが、すべて例外なく、「メイド・イン・チャイナ」のラベルが表示されていた。

大阪商工会議所国際部の責任者・梁瑜氏は、「現在、中国製の服の質は完全に日本の消費者から受け入れられている。多くの人は服を買うとき、それが中国製なのか日本製なのかをあまり気にしていない。中国で生産された家電も日本の標準に基づいて生産されているため、何も問題はない」と語る。

2014年の中国と日本の二国間の貿易額は3100億ドル(約37兆1132億円)を超えている。そのうち、中国から日本への輸出額は2000億ドル(約25兆1412億円)に達している。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年2月12日 


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