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高性能大気汚染観測ステーション、河南省で稼働開始

人民網日本語版 2015年02月16日14:17

河南省初の高性能大気汚染観測ステーションがこのほど検査に合格し、稼働開始した。これは河南省の大気観測が技術の新たな時代に入り、大気汚染防止活動により正確なデータを提供するほか、各有機物質データの観測の空白を埋めたことを意味する。

同ステーションは大気中の重金属、気体汚染物質、微粒子状物質などの各汚染物質を観測すると同時に、可視度・揮発性有機物質など煙霧の特徴的な汚染物質を観測可能だ。データがより豊富になり、その精度も大幅に高まった。例えば一般的な観測点の精度ではPM2.5しか観測できないが、同ステーションの粒度分布計はPM1など、粒形がより小さな微粒子の濃度を観測することが可能だ。

伝統的な地上の観測と比べ、同ステーションのレーザーレーダー測定器は地上から高度3000−8000メートルまでの煙霧質の汚染の過程を観測できる。同ステーションの技術者は記者に対して、「以前の地上観測では、地上に近い気体および微粒子のデータしか得られなかった。同ステーションの稼働により、大気中の垂直空間からより豊富な観測情報を得ることができ、汚染物質の伝播の研究を力強く支えることができる」と説明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年2月16日

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