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マイクロソフト、北京と東莞の工場を閉鎖 生産拠点をベトナムに移転

人民網日本語版 2015年02月26日15:16

米マイクロソフト社(MS)は、元ノキア北京の携帯電話工場と東莞にある携帯電話工場を閉鎖した。このうち、東莞工場の生産設備の移設作業は、先月から急ピッチで進められている。これら2つの工場の閉鎖作業は、今年第1四半期に完了する。今回の2工場の閉鎖によって、工場で働いていた9千人が人員削減の対象となる。北京青年報が報じた。

MS側は、「弊社は2014年7月、『モバイルとクラウドを最優先』とする戦略方針にのっとり、より柔軟に携帯電話業務を調整すると発表した。昨年12月17日には、北京と東莞の携帯電話工場を閉鎖し、アジアでの生産拠点をベトナムのハノイ工場に移すと発表した。我々は、この調整作業を2015年第1四半期中に終える計画だ」としている。

ここ数年、ノキアやモトローラなど携帯電話大手数社には、続々と経営モデルチェンジの波が到来し、M&A(買収合併)に直面した。フィーチャーフォンの有名ブランドの中には、凋落の一途をたどり始めたところもあった。同時に、スマート端末の時代が到来した。米アップルや韓国サムスンがミドル・ハイクラス製品を守り続ける一方で、中国ブランドが急成長し、製品の多元化と市場競争の激化が進んだ。

分析によると、MSはノキア買収後、携帯電話業務の発展について、意識的な方向転換を図ったという。新しい計画によると、アンドロイド端末「ノキアx」の設計・製品から一部を精選し、それらをウィンドウズ・フォンに移転し、低価格帯スマホ「lumia」の販売に力を入れる方針という。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年2月26日

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