昼間は山東省の物流会社で荷降ろしをして働き、夜はどこにいるのか誰も知らない。河北省邯鄲市出身の35歳の男性、石志勇さんは一人で山の洞窟に住んでいる。墓が林立し北風が吹き荒ぶ山の中は、彼でさえも時に怖さを感じ、ラジオだけが仲間だ。毎月3千元(約5万7000円)の収入のほとんど全ては自宅に仕送りし、100元~200元(約1900~3800円)の賃貸料さえ節約している。故郷の両親と妻子を安心させるため、彼は家族には「寮に住んでいる」と話している。人民網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年3月4日