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外交部、日本の為政者が歴史問題で正しい選択をすることを望む

人民網日本語版 2015年03月10日11:15

 外交部(外務省)の洪磊報道官は9日の定例記者会見で「今年は世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争勝利70周年だ。この重要な年に、日本の為政者が歴史問題で正しい選択をすることを望む」と表明した。

 ――ドイツのメルケル首相は訪問先の日本で「第2次大戦後のドイツと被侵略国との和解実現は、1つにはドイツがナチスの残虐行為を直視したからであり、もう1つには被侵略国が寛容さを示したからだ。第2次大戦後、フランスとドイツは共に和解のために大きな貢献をした」と述べた。中国と日本もそうすべきだと考えるか。

 王毅外交部長(外相)は昨日の記者会見で「歴史問題は中日関係を長年悩ませ続けている。中国のベテラン外交官が述べたように、加害者が自身の責任を認識するほど被害者の傷の回復が可能になる。抗日戦争勝利後、中国は日本に対して大きな度量を示し、少数の軍国主義者の罪と日本の一般国民とを切り離し続けてきた。問題は、日本は侵略の歴史の問題で誠意を示す必要があり、歴史を顧みなければならないということだ。今年は世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争勝利70周年だ。この重要な年に、日本の為政者が歴史問題で正しい選択をすることを望む。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年3月10日

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空又 覚造   2015-03-1060.52.92.*
中国共産党政府は,戦争賠償金も取らず,日本軍国主義に「戦争責任あり」として,日本人一般の罪を免責した。まずそのことに感謝しなければならない。 しかし日中友好平和条約締結以来の,周恩来,鄧小平首相らとの尖閣諸島問題棚上げ論を尊重しない,昨今の,民主,自公日本政府は事を荒立て,安倍政権に至っては,日本軍国主義復活を目論む始末。まことに貴国政府及び貴国人民にお詫びを申し上げる言葉もない。 次期総選挙では,貴国と日本との友好関係を深める政党を応援する積もりだが,御承知のように,小選挙区制のためになかなか25%得票で政権をとる安倍自公政権を追い落とすことは難しいのが実情。 この25%の中には,中国侵略を侵略と思っていない末裔が多い。保守王国の保守層。しかし高齢化と共に,保守層の人数も減っていることも明らかである。それにいくらの望みを掛けている心細い状況。 米国一辺倒,米ドル崇拝の日本の25%を10%未満にすることが小生の願い。しかしまだドル高が演出され,日本売りが行われているとき,貴国やロシアのBRICS銀行設立の報を聞き,期待するものである。 米国の横暴(日本追随)を止めるためにも,米軍の現れるところに必ず戦争が起きる事態を防ぐためにも,貴国を中心としたBRICS諸国に期待するところ大である。