被害に遭ったカルティエ時計店の潘マネージャーは、「覆面をした男がナイフを持って店内に入ってきた。男は、白いナイロン紐で女性店員を縛った後、店内に置いてあった腕時計11個(総額300万元相当)を強奪した」と話した。
ある目撃者は、「7時35分ごろ、金宝街と東二環路の交差点付近には、多くのパトカーと警官が駆けつけていた。路上に1台のタクシーが停まっており、帽子をかぶった黒い服の男が、警官に抑えつけられていた。その後、警官は、タクシー運転手とみられる人を保護した」と話した。
午後10時時点での市公安局公式微博(ウェイボー)「平安北京」によると、16日午後7時ごろ、市公安局110番受付センターに、王府井マカオセンターにある店に男が強盗に入り、腕時計数点を奪って逃げたという市民からの通報があったという。通報を受けた市公安局はただちに行動を開始、22分後には容疑者を捕まえ、盗まれた腕時計全部を押収した。初期捜査によると、容疑者は、生活に困り、強盗を思いつき、黒いプラスチック製のおもちゃの銃を持って店に押し入ったという。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年3月17日