16日午後7時ごろ、北京市王府井マカオセンター(澳門中心)にある時計店に、銃を持った男が押し入り、腕時計数点を奪って逃走した。7時35分、警察が金宝街東口でこの男を捕まえた。複数の目撃者によると、強盗犯は黒っぽい服を着た覆面姿の男で、マカオセンターを出て、タクシーを乗っ取り、西から東の方向に逃走したが、金宝街と東二環路の交差点付近で警察に捉えられたという。北京青年報が伝えた。
同日午後8時すぎ、現場のマカオセンターはようやく落ち着きを取り戻したが、まだ数台のパトカーが近くの路上に停まっていた。マカオセンターの北門はすでに閉鎖されており、ガラス越しには、警察関係者が現場検証をしているところが見えた。現場のフロアーにある店舗はほぼ全て、入口のドアを閉め施錠していた。
目撃者によると、覆面をした男はマカオセンターから飛び出してきて、西から東に向かって走り、マイクロバスを乗っ取ったという。だが、マイクロバスを運転できなかったらしく、今度はタクシーを乗っ取り、助手席に座って運転手に発車するよう脅し、東に向かって逃走した。