映画配給会社の華誼兄弟(フアイ・ブラザーズ・メディア、)は16日、アメリカにある同社の完全持ち株会社、Huayi Brothers Pictures LLCがアメリカのある映画会社との協力契約にサインする可能性があると公式発表した。
この契約では、2017年12月31日までに両社が投資、撮影、配給の各分野で、少なくとも18作品を共同制作する。また、華誼兄弟が一部の合作作品の大中華地域(中国大陸、香港、マカオ、台湾、シンガポールを含む)での配給権だけでなく、全ての合作作品が全世界で得られる利益の分配も得られることになる。
ある業界関係者によると、投資から撮影、配給にいたるまでのハリウッドの全プロセスに中国の映画会社が関わるのははじめてで、さらに合作映画の全世界での興業収入の分配に中国の映画会社が参加すること、合作映画の著作権の一部を中国の映画会社が取得することも今回がはじめてだという。
「人民網日本語版」2015年3月18日