宋健院士(右)
中国工程院、何梁何利基金、中国科学院紫金山天文台が共催する惑星命名式が、16日に北京市で開かれた。小惑星番号「210210」の小惑星が、「宋健星」と命名された。光明日報が伝えた。
小惑星の命名には恒久性があり、権威と影響力を持つことから、小惑星に自分の名が命名されることは、世界的にも大変名誉なこととされている。小惑星センター(MPC)が2014年末に発表した、新たな小惑星の命名に関する報告書によると、中国科学院紫金山天文台の趙海斌研究員らが2007年8月16日に発見した小惑星番号「210210」の小惑星は、2014年10月8日に小天体命名委員会の認可を経て、正式に「宋健星」と命名された。
宋健氏はサイバネティックス、システム工学、航空・宇宙技術の有名な専門家だ。宋氏は中国科学院、中国工程院の院士であるほか、ロシア科学アカデミー、全米技術アカデミーの外国人会員、国際ユーラシア科学アカデミー会員、スウェーデン王立理工学アカデミー会員でもある。宋氏はサイバネティックスの研究、宇宙技術、人口制御論などの分野で、系統的かつ創造的な成果と貢献を実現した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月18日