フランスで製作されたアクションスリラー映画「96時間/レクイエム」が中国で20日に封切られるのを前に、北京で18日午後、上映会が開催され、映画評論家やメディア、映画ファンなどが観賞。心打つ、緊迫したストーリーが、好評を博した。
96時間シリーズの第3作となった同作品。第1作と第2作はいずれも世界興行収入が約3億ドル(約360億円)に達するなど、大ヒットとなった。「96時間/レクイエム」も、元CIA工作員のブライアン・ミルズが家族を救うストーリー。無残にも殺害された元妻のレノーアを、ブライアンが発見するも、犯罪組織の策略で、駆けつけた警察に逮捕されそうになる。真犯人を探すブライアンは、犯人が次に標的にしているのは娘のキムであることを突き止め、キムを守るために立ち上がる。
中国人の心をとらえようと、映画に中国の要素を盛り込むというのが、ハリウッドでも主流になりつつある。同映画のプロデューサー・リュック・ベッソンは中国との関わりも深く、同映画にも「パンダ」など、中国の要素を盛り込んでいる。それらのイースター・エッグも、中国の映画ファンにとっては見どころだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年3月20日