ドイツ・ブレーメンで行われた卓球のワールドツアー、ドイツ・オープンが23日に閉幕した。女子シングルス決勝で、伊藤美誠選手が主催国ドイツのペトリサ・ソルヤ選手を4対2で破り、14歳と152日での史上最年少優勝を飾った。新京報が伝えた。
伊藤美誠選手
■「ポスト福原愛」、夢は東京五輪での金メダル
1999年、日本の第11回全日本卓球選手権・一般の部のシングルスで、11歳の福原愛選手が史上最年少出場および史上最年少勝利を飾った。それから11年後、伊藤美誠がこの記録を塗り替え、わずか10歳2か月で全日本卓球選手権の一般の部で史上最年少勝利を収めた。福原愛選手と同様、伊藤美誠選手も4歳から全日本卓球選手権のバンビの部(小学2年生以下)に出場している。9歳の時に全日本卓球選手権のカブの部(4年生以下)のシングルスで優勝を飾り、「ポスト福原愛」と呼ばれるようになった。
伊藤選手は少しでも早くリオ五輪の出場権を獲得したいと思っている。「私の夢は2020年に開催される東京五輪の女子シングルスと団体で金メダルを獲得すること。その夢に近づくため、リオ五輪への出場権をとって経験をつむことが必要」と明確な目標を語っている。