■89%の女性が家計の支出を負担していると回答
社会の発展につれて、生活コストが高まり、収入の一部、あるいは大部分が、家計の支出に使われている。多くの家庭では、男性だけで家計の支出を負担しきれなくなっており、これが新ブルーカラー層の女性が家庭から社会に出て、仕事をする大きな要因となっている。このほか、新ブルーカラーの女性の75%の子供が留守児童(両親が出稼ぎで地元を離れ、祖父母などの家で養育されている子供)となっており、新ブルーカラーの主婦は電話や動画などの方法で配偶者や子供と連絡を取り合っている。
業界別平均月収
9420元(約18万1600円) 2014年 IT/インターネット業界の平均月収
9098元(約17万5400円) 2014年 電子/通信/ハードウェア業界の平均月収
8830元(約17万円) 2014年 専門業の平均月収(コンサルティング、財務、法律、アウトソーシング、通訳・翻訳など)
5793元(約11万1700円) 2013年北京市職員の平均月収)
4881元(9万4000円) 2014年北京新ブルーカラーの女性の平均月収
3109元(約5万9900円) 2014年北京の新入社員(大卒)の平均月収
■新ブルーカラー
現在、2線以上の都市で仕事や生活をし、都市の日常の運営に大きく貢献している層。具体的には、販売・営業、不動産ブローカー、警備員、美容師、エステシャン、宅配配達員など、肉体労働が主体である「ブルーカラー」に分類されるが、専門的な技能を持っている層のほか、一般のホワイトカラー層も含まれる。「新ブルーカラー」には、伝統的な工場の現場労働者や建設労働者は含まれない。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月26日