中国国家発展改革委員会は26日、1トン当たりのガソリン価格を240元(約4560円)、軽油価格を230元(約4370円)、それぞれ引き下げることを発表した。小売価格(全国平均)に換算すると、1リットル当たり90号が0.18元、軽油が0.2元安くなると見られている。価格調整は27日0時から実施される。春節(旧正月、今年は2月19日)後、中国のガソリン価格が値下がりするのはこれが初めて。京華時報が報じた。
同委員会によると、今回の値下げは、26日までの10営業日の国際原油平均価格の変化を基準にし、前回の価格調整時に値上げしなかった分を加味して実施された。3月中旬、世界的な原油の供給過多を背景に、原油価格が大幅に下落した。それに合わせて、北京では本日より、92号のガソリンが1リットル当たり0.19元安くなり6.13元(約116円)で販売される。95号のガソリンは0.21元安い6.52元(約124円)で、軽油は0.2元安い5.77元(約109円)で販売される。
(編集KN)
「人民網日本語版」2015年3月27日