世界の原油供給過剰に対する懸念から、国際原油価格が6日に再び暴落し、1バレル=50.04ドルで取引を終了した。下げ幅は5%で、一時50ドルの大台を割り込む場面もあった。複数の調査機関は、中国国内の石油製品価格が12回連続で低下することを確実視している。中国青年報が伝えた。
アナリストは、「国際原油価格の持続的な疲弊に伴い、国内の石油製品価格は次の調整で再び引き下げられる。下げ幅は1トン当たり165−200元(1元は約19.13円)で、リッター換算で0.12−0.15元となる」と予想した。国際原油市場は供給過剰の局面を維持する見通しで、中国・欧州・日本などの主な原油輸入国に需要激増の兆しは見えない。現在まで原油価格上昇の強い原動力は見られず、短期間内に持ち直す可能性は低い。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月7日