乗客3700人近くを乗せた海洋水手号が30日、上海呉淞港を離岸し、訪日クルージングを開始した。これは訪日クルージングのビザ免除政策実施の初めての観光客だ。もっとも、現段階ではビザ免除待遇を受けられるクルーズ船はわずか5艘に留まる。
2週間前、中日両国の出入国管理部門が通知を発表し、同日から船舶観光の上陸許可証制度の実施を開始し、日本・法務省が事前に指定した客船の外国人観光客が観光目的で寄港する際、ビザ免除で入国することを許可した。
関連部門の統計によると、クルーズ船のビザ免除政策の実現により、今年は200万人の観光客が呉淞港から訪日旅行の船に乗り込む見通しだ。記者の調べでは、グローバルなクルージング会社が既にクルーズ船の数を増加し、観光ルートを拡充するよう計画し始めたという。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年3月31日