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2015初の皆既月食、中国では4日に観測可能

人民網日本語版 2015年04月03日14:44

4月4日には、2015年で初となる皆既月食が見られる。これは中国国内で今年観測される、条件が最も良い皆既月食で、大半の地域での観測に適している。赤銅色の月が、東の低い空に掛かる。科技日報が伝えた。

北京天文館の李昕氏によると、4月4日午後6時15分から月食が始まり、中国東北地区の大半の地域、華東地区の一部の地域、台湾地区ではこの時点ですでに月が昇っているため、「天狗」に噛まれた月を、東の低い空に観測できる。

「赤い月」は、月食中の見どころだ。月食中に、月に直射する太陽光は地球によって遮断されるが、地球の大気層は少量の太陽光を月面に反射する。そのため月が完全に地球の影に入っても完全に姿を消すことはなく、暗い赤銅色を呈する。紫金山天文台の予報によると、今回の月食期間中、月は午後7時54分に完全に地球の影に隠れ、太陽光が完全に遮られる。午後8時6分に月は地球の影を離れ、局部が輝き始める。この間の約12分間に渡り、赤銅色の月が観測できる。午後9時45分に月は完全に丸くなり、月食が終了する。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年4月3日

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