ビザ発給要件緩和と円安が後押し
「爆買い」や「爆花見」という現象の要因として、専門家は1月に中国人のビザ(査証)発給要件が緩和されたことや円安が進んだこと、外国人観光客を対象にした免税政策などを挙げる。また、日本が最近、クルーズ船乗客を対象に、訪日ビザを免除する政策を実施していることも、観光客増につながっている。
日本の各業界は、高い購買力を誇るようになっている中国人観光客に目を付けている。例えば、大阪の各百貨店は現在、花見に来た中国人観光客を対象にした商戦を繰り広げている。
中国の旅行サイト・携程旅行網の統計によると、花見シーズン中、中国人観光客1人当たりの支出は5000-1万元(約9万5千-19万円)に集中。ツアーの場合は平均8000元(約15万2千円)程度となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月7日